人と比べてしんどくなるのを避ける方法
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世の中には素晴らしいものを生み出す方が沢山います。
その人たちにまぎれつつ作品を投稿し続けて、何の意味があるんだろうと思うことがあります。
超怠惰な自分が作品を作る事 それ自体が信じがたい事なのに、(あの人と比べて自分はまだまだだな)と思いがち……
メンタルをなんとか保つ方法を考えました。
目次
自分が作るものを細分化する
それを作れるのは自分しかいないことを認識する事が重要です。
わかりやすく言うと
あなたのサークルAは人が10人くらい来てくれて、本もそれ位手に取ってくれました。でも、隣のサークルBは人が200人くらい来て、同じく200部程の本が完売していました。
ただし、隣のサークルは人気ジャンルの有名なキャラクターの同人誌を頒布していました。
あなたは知る人ぞ知るキャラクターの同人誌を発行しました。
あなたはこう思いませんか?
(隣のサークルは沢山の方に手に取ってもらえていてすごい!でも、土俵がそもそも違うよね。人気ジャンルなら需要も段違いだし、私と環境が全然違うんだから落ち込む必要はないな)
サークルAとBは、それぞれ特色が違っているため 比べる事自体がナンセンスです。
(例はどんな配置のイベントだよって感じですが……地方イベントのオールジャンル?)
イメージが湧かない方は、本の頒布部数じゃなくてXとかで付いたいいねの数に変換ください。
これを同ジャンル・同カテゴリーにも適用してみます。
例→私は 一次創作の人外中心で活動しています。
(↑一次創作人外で活動する方は沢山いるのでさらに細かく分ける)
例2→私は 一次創作で人外(人間のふりをしている悪魔)がインターネットで神や人間と交流する話を描いています。依存し過ぎないけどどこか熱いものがある人間関係を尊んでいて、郷愁を感じさせ読了後に爽やかな気分になれる漫画を目指しています。
(↑爽やかな気分になるかは置いておいて、多分競合する方がいなくなったと思われます)
二次創作の場合も自分の作風を細分化してみます。
私は とある作品で二次創作を行っていた時期があります。
M様中心で彼の善性や主従関係にフォーカスしたシリアス・ギャグ漫画を描いていました。セリフに(無駄に)何色も使うカラー4コマを作り、主に厚塗りで絵を描くのが好きでした。
M様を描くサークルは多かった(同時に居合わせる事は1サークル位 自分以外にいらっしゃるので多いです)けど、上記の作風と全く同じ方は居ませんでした。そう考えると比較して凹む事自体が無駄じゃね?……
もし他人が成功していても 自分にはない何かしらの要因(魅力)があるからと思えば良いです。
(あの人はオールキャラ中心でほのぼの平和な作風だから、読むと誰を推していても心が癒される。その人の本は、いかに相手に楽しんでもらえるかを考えているのが伝わってくる。地雷を踏む事なく安心して手に取れると思う方が多いのだろうな)とか
(あの人はM様だけじゃなくて色々な年齢層のキャラ……少年やセクシーなお姉様も描くのが最高にうまい!みんなが読みたくなるものをきちんとリサーチして研鑽されているから魅力的なんだろうな)とか
自分の頒布数が(人と比べたら)ふるわない事と、相手が沢山頒布できている事は別次元の話なので気にしないようにしました。その人と同じ人生を歩めるか?と聞かれても無理だし再現性もないので……。
自分が何らかの人外であると思い込む
公言すると引かれてしまう発想ではありますが……
自分を 修行のために人間の格好をして人間界に来た者 だと思い込むといくらか楽な気分になれます。
同じ人間なのにどうしてここまで能力に差があるんだ、と劣等感を感じなくてすみます。
人間になるのむずい!そんな中で人間と一緒に作品を発表している自分は頑張ってるな!と自己肯定感も勝手に上がる筈🐙
需要がないものを作っても咎められないのが同人の良い所
評価や本の部数を伸ばすにはみんなが欲しいと思う作品を作る必要があります。
でもそれってほぼ仕事ではないだろうか。仕事したいなら別だけど、そうでないなら自分の好きなものを追求した方が、自分の好きなものがこの世に舞い降りたという結果がついてきます。たとえ いいね数や頒布数が付いてこないとしても、その事実は変わらないので……。
(自分にとっての)徳をこの地上に来臨させる事ができる創作者ってすごくないか?
でも私も(なんか自分だけ上手くいっていない気がする……)とどうしても思いがちです。「隣の芝生は青く見える」はまさにその通りなんですよね。自分がこの記事を見返して、しんどくなった時に 昔こう書いていたという指標となればいいなと考えて記事を公開しました。
おわりに:どんな分野でもコミュ力なのか?
Twitterを始めて他作家様達と繋がったら、頒布部数が今までの1.3倍になりました。
Twitterやめた後はイベントに参加していなかったのですが、おそらく頒布数が元に戻っていたんだろうなと思います。
人のいいねや本の頒布数は知り合いの数や裏の付き合いによって大きく変わるので気にしない方が良いです。
イラストレーターは営業職と聞いて、はじめはピンと来ませんでした。しばらくTwitterで活動していて悟ったのですが、なるほど皆沢山の人とチャットやDMのやりとりをされているんだなって思いました。(私も感想は積極的に送っていました それ自体は好きでやっていたけど、匿名で送っていなかったので付き合わせてしまっていたらすみません)
こういう交友関係とか裏でやってる泥臭い努力(絵の練習等)は加味されずにキラキラした部分が切り取られがちなのも苦しさに拍車がかかりがちです。そりゃ 同人 しんどい とか 同人 疲れた とかサジェストされますわ、、
突出した魅力が無ければ、結局は人脈なんだな~って気が楽になりました。(もちろん魅力的な方もいらっしゃいます)自分は生きているうちに皆からうけるものは作れそうにないので、ゆるくやれればいいかな~って肩ひじ張らずに自分のやりたい事をやります!
創作は体力と精神力を削るものですが、(やりがいがあった!楽しい疲れだった!)と思えるようなメソタルづくりを心掛けたいです
サイトの更新
画面の中段ぐらいに20×3サイズ追加しました 少しでもお楽しみいただけますと幸いです
あと、気になっていたこちらの本買いました!楽しみに読みます
絵の勉強おたすけノート うまい人がコツコツ見つけたイラスト上達法